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言葉の力を正しく使うために

おお、もうかに座のシーズンがおわり、
夏!本番のしし座シーズンがやってまいります!
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かに座30度

「アメリカ革命の娘」
A Daughter of the American Revolution.


今はもう取り戻せない古き良きアメリカ、
昔はよかったなぁ~(今とは違って)という懐古的な思い、家族礼賛主義。

大草原の小さな家のローラを思い出します。
わたしの母があのドラマが大好きで、見せられてたので、
いやだなーと思いながら見てました。
たぶん、わたしは母の進めるものは全部キライだったので、
ローラのせいではないんだと思いますが、爆。



「アメリカ」という文字を目にしたり耳にしたり、口にしたりしたとき、
喚起されるイメージはわたしたち日本人の中でも個人個人でかなり違うと思います。
憧れの自由の国、強い国、
例えば、アメリカというとき、全く歴史を知らない子供なら、
ディズニーやハリウッド映画の夢の世界として矛盾ないあこがれを持つでしょう。

アメリカの歴史を知って、現状をある程度知っている大人の中には、
戦争、移民、人種差別、麻薬、銃犯罪、
純粋にエンターテイメントとして楽しんで観る人もいるでしょうが、
その夢の映画が、プロパガンダのために使われてるんじゃないかと
疑いの目を持って見る人もいるかもしれません。

今、日本の人なら、
「安保法制」と口にする時わいてくる感情があるでしょう。
そして、
自分はそれに反対である、
または賛成である、と口にした時にあがってくる感情がある。
そのとき、
自分と違う意見の「わからず屋」への怒りが湧いてくる人もいるでしょうし、
侵略戦争に巻き込まれる恐怖感があがってくるひともいるでしょう。

ニュースの文字を見た時にわいてくる感情、
その感情をしっかり味わってみる時、
本当に、本質的なところから判断ができる気がします。
それは、歴史から得る直感と思考から生まれる判断です。
短絡的に、賛成だ!反対だ!と、
相手をブタ切りして踏みつけて、考える間もなく答を出したがるのは、
すぐに安心を得るための脊髄反射のようなもので、
自分の不安から目を逸らして、強くて大きな声に従って自分の意見を捨ててしまってる。
考える機会を捨ててしまっている。とてももったいないことではないでしょうか。

デモのシュプレヒコール
自民党なんか感じ悪いよねー!
って、いうのは、これは言い得て妙で、この感情の根っこにこそ、
本質的な真理につながると思ったりしています。
大人は、感情を抑えて頭だけで考えようとし、
それが理性的で良いことだと思っています。
自分の生活に「いい感じ」がたくさんあることを望み、そのために行動する。
そういうみずみずしい躍動感をわたしは信じたいと思います。




メリッサ・ギルバートの奇跡の人は見た記憶があります。
確かに名子役でした。
「大草原の小さな家」主演女優の半生記 「ローラ」と呼ばれて (ワニプラス)
ところで、
奇跡の人というのは、ヘレン・ケラーのことではないんですね、
本来はヘレンに奇跡のような成長をもたらしたサリバン先生のことを言うそうな。


アファフォー&アラフィフの皆様は、奥様は魔女、かわいい魔女ジニーを
子供時代に何度も再放送されていたので、ごらんになったと思いますがw
現実を知った時は結構ショックだった。
4000年の叡智の国、中国がチベットに何をしているのか?
自国の人々、とくに政治犯に何をしてきたか?実はそっちの方がショックだった。
個人的に知ってる中国の人たちは、誠実でつつましく真面目な隣人だった。
でも、大人になるって、そういうことなんですよね。
人間は愚かだということを知らされる。
どこの国の人であっても、ひとりひとりは平和を願い善良であるのに、
治的信条、宗教の違いで簡単に分断される。
だから、人を分断する宗教や政治的なことはよくよく考えて判断しなくてはならない。

by umiyami | 2015-07-22 18:24 | 今日のサビアンシンボル