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少食派のバイブル「質より量」が問題です。

無病法
16世紀イタリアの貴族。
自らの体験をもとに食を節することの素晴らしさを説いた。
欧米各国で読みつがれてきた健康法の古典的だそうですよ、奥さん!

さすがルネッサンス期の貴族さま。
表紙も格調高いでござーます☆

・なかみ紹介

講話1 食を節することの重要性について(83歳の時)
(食生活は健康だけでなく人生全体に影響をおよぼす)

講話2 虚弱体質を改善する最良の方法について(86歳の時)
(体質は改善できる/歳とともに食事の量を減らす)

講話3 幸福な老後を獲得する方法について(91歳の時)
(医者や哲学者が私の健康長寿に強い関心の目を/長時間にわたる驚異的な集中力)

講話4 長寿を約束する節食の薦め(95歳の時)
(一〇〇歳まで生きることを確信している/生来の体質と後年の健康とについて)


子どもや若い人にはおすすめできないのかな~?って気はしますが、
木星期前後、40代後半に入ったくらいからは、
ルイジさんの少食、「質より量」を覚えておくといいかも。
え、質より量って逆じゃないの?って思うでしょうが、
逆じゃないってのを実際に見たことがあるので、大きく頷いてしまいました。

わたしが見てきたいちばんお元気なお年寄りは、
イオンの90円の菓子パンを二等分か三等分して朝昼でたべて(飲み物は水)
夜はご飯を小さいお茶碗に半分と野菜の煮物を少しという方がいました。
一日菓子パン一個とか、
冷蔵庫が空っぽ、
今日は水しか飲んでない。。とかもありました。

その方は生活保護から後に障害者年金を受けてた方。
とにかく食費を切り詰めて、
あとは全部パチンコですってましたwwww
給付されると10日もお金がもたなくて、よくお金貸せって言われてた、爆。
お金がなくてパチンコいけないと元気なくて、ショボボボーン……ってなるので、
見ていられなくて、わたしもなけなしを貸してあげていました。
今も、元気にパチンコ行ってるといいな……Kさん。
パチンコはやりませんがわたしはパチンコ店でお勤めしてたことがあって、
パチンコ好きの生態はわりとよく知ってると思います。


もともと小食だった高齢の方に、
バランス良くたべないといけませんよ~
食後のお薬を飲まないといけないですからね~とか、
食べないとだめですよ~と、食べきれないご飯を用意して、
片方では、便秘で苦しんでいたりすることを把握できていなかったり。

酷い時には、
それで、腸閉塞をおこして七転八倒してるところに遭ってびっくり。
腸閉塞が原因で(というか入院生活が原因で?)
認知症がどどどっと進んだり……
最悪死にかけたり…ということも一回あったよ。
そういうのは、
あれもそうかな…って、証拠はないけど、思い当たるひとが4,5件ありました。
あと、血圧があがりますね。


なんでみんな、問題にしないの?バカなの?ってすごく不思議だった。
わたしは、かわいいじいちゃんたちを病気にするために、
寝たきりにするために御飯作ってるわけじゃない!って、すごくイヤだった。
食べなくちゃダメ!って、いつもいう上司は、
どんな時も食べないと元気が出ないと信じて疑わないので、
疑問をぶつけても、通じませんでした。


でも、食に対する節制とか習慣の矯正とか、
とにかく節制って、
おとめ座さんとか、
火星・土星・天王星あたりが強いと難なく実践できそうですが、
・金星・海王星
・木星・海王星
このあたりのアスペクトが目立っていたり、
おうし座、かに座の月、アセンダントもかなー、
少食はムズカシイ気がします。(σ(゚∀゚ )オレ、オレオレ~!


わたしは、これは、好きなモノ食べまくって、
この世を謳歌して早々におさらばするか?
節制、我慢して長生きするか?
という単純な二択ではない気がしますが……どうでしょう。

by umiyami | 2015-09-02 06:25 | 読んだ本