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毛布を守る夢

今朝は毛布の夢をみた。

薄暗い廊下だった。
女の人がわたしの毛布を盗んでいった。
それからまた、
男の人が毛布を盗もうとしていたのを見つけた。
それは、さっき女の人が盗んで行ったと思った毛布だった。
今度は本当に持っていかれると困るとッ思って対峙したら、
そのジジイは
昔師事していて破門になった行者だった。
顔がしわしわで歯も欠けていたり、ずいぶん貧相になって老いた印象だった。
これはわたしの毛布だから、手をかけることは許さないと、
きっぱりと、でも静かに主張していた。

師事してたころは尊敬もしおそれてもいた。
尊敬の念を失い、自分から縁を切ってからも、
どこかでおそれていた気がするけど、
ジジイに対してそんなきもちは微塵もなかった。
そのことが目が覚めてから意外だった。



それで、起きたら猫先生がこんなになっていた。
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動かないので寝てるのかと思ったらタヌキ寝入り



一昨年くらいから、にゃんたさんがいなくなった翌年くらいからかな、
梅雨時とか、わたしが体調悪いときに、
にゃんこさんがときどき毛布や掛布団にしっこするのである。

ねこしっこっていっかいやられると何回洗ってもにおいがとれないのでこまるよねー
という、現実が夢のなかに反映されているもよお・・・





毛布のことから思い出した。

わたしの一番昔の記憶は、保育所でお昼寝の時間に目が覚めてしまい、
みんなが眠っている中で、ものすごく孤独を感じて、座っているという場面。



お昼寝の終わりに流れていた歌。笑



今、お勤めはしてないんだけども、
ずっと働いてきてその間、
朝起きてすっきり目覚めたことがほとんどなくて、
起きた瞬間、「遅刻した?!」とガバっと飛び起き、
時計を見てほっとする・・
みたいな毎日を送っていた。
いや、幼稚園とかもっとまえの保育所の時からそうだった記憶がある。

そんなときは本当に動悸がひどくて、緩んだ瞬間頭痛がする。
朝起きたくない気持ちと、脅迫的にそうやってガバっ!
と飛び起きてしまう反射的な行動が、行ったり来たりしていた。
明日の朝、目が覚めなければいいのにと思い、
起きた瞬間にがっかりする感じだ。
これはもう治らないのかもしれないと思っていたけど、
仕事をやめたら半分よくなった。
飛び起きて動悸と頭痛に見舞われたことはない。


気づいているひともいるだろうけど、
一時期のようにタッピングとかすすめないのは、
わたしは自分に適用して、はっきりと限界を感じたからです。
一定のところまでは効果があるけど、
ある領域に対しては、まったく効果がない。

乖離があるとタッピングも心理療法もほとんど効かない。
例外はあると思いますが、
よほど良いセラピストに出会えないとまず効果はない。






中井久夫「災害がほんとうに襲った時」

電子データの公開および無償頒布につきまして(最相葉月)

熊本、大分を始め九州地方で地震に遭われた方に心より御見舞い申し上げます。
阪神淡路大震災で、心のケア活動にあたった精神科医、
中井久夫神戸大学名誉教授の文書を引き続き無料公開しております。
予断を許さぬ状況ですが、現地へ支援に入るボランティアの皆様のお役に立てれば幸いです。
(2016年4月16日 最相葉月)

by umiyami | 2016-06-24 21:03