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占星術のキモは、周期とサイクルとタイミング

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昨日の続きのつもりで書き始めたのですが、(笑)あらぬ方向に脱線しました…書き直す余力が残っていないので、このままあっぷします。


占星術が本来ではなく使われているな、と感じることがよくあります。

テレビの今日の星占い、ラッキーな星座は?というエンタメ枠や、おひつじ座やかに座の性格診断として、親しまれていますが、占星術のキモは、主として惑星のサイクルの違いがつくる「運命のパターン」からうまれるものだと思っています。






周期の違う惑星が
出会い、
別れ、
すれ違う、
そのサイクルとパターンを、
知り、自分のために使い、
周囲にも還元していく術が、
占星術です。

この、出会いと別れ、交差、すれ違いは、惑星のエネルギーチャージ、惑星の力が干渉しあって起きる化学変化とイメージします。

何百年周期の冥王星と、
数十日の月との関係と、
ほとんど周期が変わらず、
互いに大きく離れることのない、
太陽と水星と金星の関係とでは、
くらべることも難しい、
影響になるわけです。

具体的に
未来を予測するには、
過去を紐解き、整理して、
そこから見えてくる、
自己の「反応パターン」を掴み、
それを自覚することから始まります。

しかし、
心理学的に言っても、
生理学的に言ってもそうですが、
人間は、
だれもが未来ではなく、
過去に生きる傾向があります。


だれもが、
未来に理想を見て、
こうなりたいという夢や、
願いを口に出しもします。
このままではだめだ、
と思い、変わることを決意もする。
しかし、
どうやってそれをやろうか?
…と、
その方法を探ろうとした時には、
意識が、ある一定のレベルに
達していない場合、
そのひとはかならず、
過去の記憶、
過去のパターンを踏襲します。
意識することなく、その人は、
当然のこととして、慣れた方を選びます。

過去の成功、
過去の失敗、
その記憶が、
実は、わたしたちの現在を、
記憶の方に引き寄せようと動きます。

「引き寄せ」「願望実現」
それを意図すればするほど、
その願いが強いほど
逆の結果を引き起こしてしまう…
というひとが出てくるのは、
当然のことだと思います。

未来にプラスを強く願うことにより、眠っていた過去のマイナスパターンを覚醒させるからです。

パターンはただの記憶であり、幻想であり、真実ではありませんが、幻想は時に信念となり、大きな力を持ち人生を支配します。

まず、自分を知ることだと思います。

自分の反応パターンを自覚する、
このことからはじめてください。
それを探るには、
漠然と白い紙に向かい合うより、
自分が生まれた時のホロスコープを、
手がかりにするのが、
効率的ではないかと、わたしは思います。

ただ、確実に言えるのは、
どんな方法、
どんな道をとるにしても、
この道を
ひとりで歩き通すことは、
だれであれ困難だということです。

進化を求めるひとは、
尊敬できる師、
信頼できる旅の友との出会いを、
自ら求めて下さい。







by umiyami | 2017-04-01 17:05