人気ブログランキング |

ああ、無情。

あなたも死ぬのがこわいですか?


今朝もちょっと書いたけど、昨日久しぶりに紙の本を読みました。
最近,根気がなくってローガンに進化してきたりもあって、
一冊読むのに数日かかることが多いのですが、
台風のおかげで邪魔もはいらず一気に読んでしまいました。

死にたくないんですけど iPS細胞は死を克服できるのか (ソフトバンク新書)



海猫沢めろんさんと八代嘉美博士の鼎談本。
「死にたくないんですけど iPS細胞は死を克服できるのか」

そんなにお歳でもないめろんさんが、
たびたび、死にたくないんですけど!
不死の可能性は!?と繰り返すのが、おかしくもかなしくもあり、
とても興味深い内容でありました。

わたしは死ぬのが怖いと思ったことはあまりないですが、
身近なひと、家族が、猫が死んだらどうしよう、
どうか死なないで!と思ったことは何度もあります。
祈りの甲斐はとくになく、みんな順番に鬼籍に入っていきました。
なのでよけい死が怖くなくなってきた気もしなくはない・・・。
両親や猫たちには夢でよく会います。



でも仕事で患者さんや高齢者の方をみるにつけ、
年をとって自分が死に近づくほど死が怖くなるような様子です。
死にたくない、死んだらどうしよう!と90近いひとが言い、
病気になったらおしまいだ、もう死にたい、
いつ死んでもかまわないんだ!などというひとはだいたい60代まで。
コレは一体どうしたことだろうとずっと考えてきましたが、
死にたいという若い人も、
死ぬのが怖いという老人も、すべからく死ぬんですよね。

わたしもいずれ死にますが、そのまえにおばさんになり
おばあさんになって老いていきます。
その段階のどこかで、死がこわいという気持ちがでてくるのか?
出てくるなら、その気持ちがどういう状況でどんな形で発生してくるのか?
自分の老いのタイムラインにものすごく興味があります。
ちょっと変態かもしれませんw

で、わたしの友人も女性はわりと死を怖いとか身近に感じてない。
でも、男の人はわりと怖いというひとがいるみたい。


わたしが師事している先生は怒濤のように執筆し、
キチガイじみた勢いで本をだし、しゃべり、動き回っています。


子供の時に目が覚めて死ぬのが怖いと思ってしまい、
そのまま眠れなくなった。そんな日が続いたことがある。
そう言っていた同級生の男子は、医者になるため進学したあと失踪し、
帰ってきたら聖職者に転職?してました。

男性はなにかそういう生死に関しての感受性が女性よりずっと、
濃いのかもしれないなと思ったりしました。


本を読んだけどiPS細胞にさして興味もないわたしは、
海猫沢めろんさんのファンなのでありまして、
やっぱ男っていいなーかわいいなーとか、そりゃ本のレビューじゃないだろ、こら!

でまあ、とりあえずアンチエイジングと健康には小食がいいらしいよ!
あんまし過剰な期待は再生医療にはもたない方がいいかも、
そのぶん今ある身体を大事に扱って生きていきましょう!
長生きしたいひとも、したくないひとも、どちらも充実した生を謳歌したい思いは共通なはず。
自分(精神)=身体、かどうかは価値観に依るところが大きいかもしれませんが、
そのふたつは切り離すことができないのが現実でしょう。
死にたい!いや、死にたくない!と、あがくところこそ人間らしさであり、
生きるということなのかもしれません。

ちょっと感想書いとこうと思ったら、無駄に長くなってしまいまいした。
うん、これはおもしろい本でしたよ。

めろんさんや八代さんが、60才過ぎてあちこち身体に支障も出てきて、
疲れたおっさんになった頃に同じネタで話してるのを聞いてみたいと思いました。

by umiyami | 2013-09-16 22:11 | 読んだ本