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2014-08-09 しし座17度 「ベストを着ていない聖歌隊」

台風でございます。昨日は断続的に、今日は継続的ん降ってます!吹いてますですよおおお!( ;∀;)

ここ数日しごとしてると午後からだんだん息が浅くなってきて、仕事終わるとランニングでもしたかのようにハアハアいってました。台風のせいだったのか?そう、それで、台風のせいで、サビアンを一日飛ばしていました。ごめんよー(;´∀`)台風のせいだからだよー河童はワルクナイヨワクナインダ!(爆発!



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しし座17度
「ベストを着ていない聖歌隊」A nonvested church choir.

::::2013サビアン日記::::::::::
聖歌隊の歌声は人々の精神を一瞬で跳躍させる。
キリスト教圏の人々にとり、聖歌隊の集う教会は日常のなかに根付いた
非日常の場所なのでしょう。行けば必ず神と出会える場所それが教会。
ベストを着ていないというのはきちんと準備をしてなくて、
普段着のまんまでやってますという、リラックスした日々の延長の状態。
ささやかな日々の暮らしのなかに小さな感動を見つけるように、
平凡さのなかに人生の幸福を感じています。

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アンコール!! [DVD]



自分の恋愛がうまくいかない学校教師がお年寄りのコーラスグループを指導するんですが。歌う歌がぶっ飛んでるwLet's talk about sex baby!字幕が、セックスの話をしよお~♪(らくてんでは禁忌ワードw)と元気よく歌いあげちゃう。そうかと思うと、トゥルー・カラーズで感動を誘う。バネッサ・レッドグレーブはけして上手じゃないんですけど、存在感がすごい。ただ立って歌ってるその佇まいが凛として生命力を感じさせる。

老人たちは振付で首いわしたりぎっくり腰で救急車ではこばれたりしながら、末期がんを抱えながら、老いと病いのやるせない思いを笑い飛ばし、ときのはともに嘆き悲しみなが歌う。人間って愚かで弱くて賢くて優しい。

頑固親父のテレンス・スタンプと息子のクリストファー・エクルストンが、ぶつかりながら歩み寄っていくさまがとてもいいと思いました。二人をつないでいた妻(母)が死んで、今度は小さな娘(孫)が二人をつないでいくんです。相性が合うということと愛情のあるなしは同じではないんですよ。愛していてもうまく伝わらないということがある。

夫は妻が生きてるうちにコーラスに参加して息子と仲良くなって、妻の大切な友人たちと仲良くなることだって本当は出来たんじゃないの?死んだあとに出来たなら、生きてる内にできたんではないの?って、観終わってずいぶんたった今になると思ったんですが。
でも、妻はわかってた。本当は夫にはそれができるということを。自分には出来ないと思い込んで、自分を小さく見積もってるだけだということを、先に死んでいく妻は知っていたんじゃないかなーとか思いました。


あと、息子のクリストファー・エクルストンはドクター・フーの9代目ドクターなんですけど、このひとって若いのかおっさんなのか役のイメージで全然違うな!って毎回ビックリしてしまうま!でも、安定感があって安心して見ていられる。とくに大好きというわけではないけど、不思議な魅力のある俳優さんです。


よく言う、としをとると人格が極まってくるっていうことがわかると思います、老人のキャラがそれぞれとても個性的でおもしろかった。よい映画でした。わたしはお年寄りを見慣れ過ぎてるせいか?あんまし涙はでなかったですが、泣いた!笑った!というレビューを見かけました。オススメです。

by umiyami | 2014-08-10 10:05 | 今日のサビアンシンボル