300年の眠りから覚めた男の子

先日、ヒプノ体験で、
自分の中に300年寝てる子というのが出てきました。
とてもうつくしい童話から抜けだしてきたような男の子でした。

なにしてるの?って聞くと、
見てるって言います。

戦争おもしろい!(にっこり)


ええええ、何いってんのこの子((((;゚Д゚))))
て、ちょっとひいた。(いや、自分のことだけど、爆。

人間がおもしろい。
殺しあったり、愛しあったり、
おなじことをずっとずっと繰り返してる。


夢を見てるのか、映画を見るように、
人間の歴史を見ている、という感じでした。

そんなやりとりがありました。


そして、
自分が生まれる前の両親を見ていました。

両親が、僅かなお金を前に争っています。
妻が妊娠中なのに、お酒を買おうとする夫、

母は、今度こそ男の子がうまれると期待していました。
甲斐性のない夫に不満を感じながらも、
今度こそ男の子だと思ったから生むことに決めた、
それを生きるよすがのように一縷の望みにしているようでした。

だから生まれてきたわたしは、
自分をお荷物だと思った。
なんとか母を幸せにしてあげたい、
自分が頑張らなくてはならないと考えた。

でも、それは、幼稚で近視眼的な考えなんですよね。
わたしには何の責任もないんですよ。





わたしは、そんなことを考えたことがなかったんです。
生みたくないわけではなかったなんてこと、
生まれてみたら期待した男の子じゃなくて失望したんだなんて、
そんなこと、不思議なくらい考えたことなかったんです。
今までのことをちゃんと思い返せば、
カンタンに予想できそうな答えだったのに。


母が亡くなる1.2年前のことですが、
わたしは母に、
わたしを産みたくなかったんだろうと問い詰めたことがありました。

おまえを産みたくなかった、
この子はうまれたら不幸になると思ったと答えました。
あんな父親の子供だと思うと不安だった、というような理由でした。
誰だって最初はうまくやろう、しあわせになろうって思う、
でもうまくいかないんだと泣きながら言いました。


実は、母は、残してきた姉の一人に、
「男の子だったらおまえを連れて行くのに・・・」と言って別れたそうで、
そのことで、幾度と無くなじられていたみたいでした。
姉が泣きながら、あの時言ったことを忘れてないから!
自分がどれだけ傷ついたかと、
母に食ってかかっていたのを一度見たことがあります。
その時姉は3人の子の母親になっていました。
おそらく、姉は今でも怒ってると思います。


母は、最初の夫が失踪し、
その夫の借金をかえすために、
小さい島の婚家に3人の娘を残し働きに出たんだと、
そう、わたしは聞いていました。

そのはなしがどこまで本当なのか、
わたしには確かめようがなく、もうわからないのですが。
姉たちの父親が失踪から20年後に見つかったときに、
借金の話がまったく出て来なかったので、
母は、自分を主人公に「作話」にちかいことをよく言ったりする人でしたので、
もしかして、あれも嘘だったのかーーと、疑いもあるんですが、
まあ、どっちも鬼籍に入っちゃっているので、
どっちでもいいかなぁって感じです。今となっては。



そうすると、
母を1人の人間として見るようになっている自分がいました。

自分の父親のような頼れる夫に守られてしあわせになりたいのに、
最初の夫から頼りなくて、しかも失踪されて、
失踪から7年後にわたしの父と出会って、
今度こそと思ったけど、やっぱり酒癖の悪い働きの悪い夫で、
せめて男の子が生まれてくれたら、将来の楽しみもあるのでは・・・
という思いがわくのは、
ただしいかどうかは別にして、すごく自然な感情だなって思ったんです。

友達が、そんな運命を生きていたら、
今度こそしあわせを掴みなよ、男の子が生まれるといいね!
わたしも祈ってるよ、っていいますよ、わたし。

女の子が生まれて、がっかりしてたら、
責めるより、まずは励ましてあげたいと思うでしょ。


わたしの胸につかえていた、
その300年寝ていた男の子は、
母が望んだ子供の影だったのかもしれません。





ところで、母は50歳のときに出会いがあり、
周囲の反対を押切り、
なんと、賛成したのがわたしだけだけという逆風の中
結婚を決意したのに、
これまた、なんと、そのひとも酒乱だとわかり、
破談になったということがありました。
まあ、わたしも相手の人柄は気に入らなくて大賛成ではなかったんです。
でも、
反対に負けて後で後悔しないで欲しい、
お母さんは好きな人と結婚するべきだと賛成しました。
高校生らしい考え方だなーと思うけどw
たぶん今でも同じことをいうだろうなぁ、爆。


姉たちの反対理由は、
遊びに帰る実家がなくなるのは寂しい、というもので、
高校生のわたしはすごく不思議な気持ちでそれを聞いていました。
自分たちは結婚してるのに、
いつまでもわたしたち娘の母親でいて欲しいとか言って、
そのくせ、わたしたちを捨てていったから、
お母さんとは呼びません、といかいう言い分が矛盾してる・・・
でも、
もしかしたら、そういう姉たちがいなかったら、
わたしも母を憎んでいたかもしれません。
母を嫌いながらいつまでも執着する姉がいたから、
わたしは母を嫌いになれなかったのかもしれない。


人間って、ないものねだりしかできないのだな!
というのがわたしが自分の経験から染み付いた人間観です。
by umiyami | 2016-08-25 23:12

ヘルパー占星術師河童母の世界